雑記

おらほさきてけさいん

「おらほさきてけさいん」

なんじゃこりゃ?
と思われた方へのヒントは…

「南三陸」

分かりましたか??


先日、震災後3回目となる、南三陸に1年半ぶりに行って参りました

そこで一緒にボランティアをしていた人が
道から見えた看板に書かれている
この呪文のような言葉きになったようで
「意味わかる?」
という話になりました

確かに平仮名だけが並んでいると
何なんだ?!
という感じですが

何を隠そう
「宮城」と「高尾」のダブルの私ですので…
むしろ「分からない」ということに衝撃が走りました

答えは
「私のところに来て下さいな」
というような意味で
とある旅館のCMキャッチフレーズなのです

「けさいん」の部分が「けらいん」になるなど微妙な違いはありますが
昔よく聞いていた、おばあちゃんたちの言葉で
私にとってはある種「普通の言葉」でした

漁師さんの作業のお手伝いをさせて頂いたのですが
漁師さん達との会話も
「半分くらい分からないんだよねぇ」
という声も聞かれ
漁師さん達も
「まるで中国語聞いているみたいでしょ?」
と笑いながら話されていました

私も時折
「えっ?」と言うことはありましたが
小さい頃のリスニングがモノを言ったのでしょう
他の方よりは
「えっ?」の回数が少なかったように思います

という私も小さい時に
おばあちゃんの家に帰り、親戚一同に囲まれている中で
叔父さんに質問をされ
「10才です」
と答えたら
周りが笑いに包まれた経験があります
なぜなら
叔父さんは
「スイカは好きか?(畑で採れたから、好きならたくさん食べなさい)」
というような質問をしていたそうです…
何がどうなったら「何才?」になるのか分かりませんが…
あの時の衝撃は忘れられません

実家から電話が掛かってくる度に
宮城の言葉を話し始める母に
「2つも言葉がしゃべれるなんて凄い!」と
尊敬のまなざしを送っていたことを思いだします
高尾山のふもとで育った私には
「自分たちだけの言葉」が羨ましかったのでした・・・

まぁそんなこんなで
漁師さんたちが、私の機器馴染みのある言葉を話すたびに
なんだかウキウキしていた私ですが

英語と同じで
リスニング出来たからと言って
簡単にスピーキングまで出来るわけじゃない・・・

これがとことん身に沁みます
聞きとれて分かっているのに、あの微妙な発音ができないのです
冒頭の言葉のように平仮名だとさらに分かりにくくなるのは
平仮名だけではおこしきれない微妙なイントネーション、発音の違いの再現が出来ないからでしょう
スピーキングまでたどり着くには、まだしばらく東北へ足を運ばねばならないようです…


1年半ぶりの東北は、まだまだ津波の爪痕が見られ、本当に4年半が経過したのか・・・と思えるところもある一方、8メートルの防潮堤、かさ上げ工事などが 至る所で進んでいました。しかし、そのような工事が進むからこそ、現地の人は新たな問題に直面しているということもあり、決して終わったこと、過去のこと では無いと痛感させられました。
支援を行う団体が激減し、そのような団体には現地の方々から様々な要望が届いている状況だそうです。
是非、お時間のある方は足を運ばれてみてください。

つながる

シルバーウィークって
敬老の日があるからかぁ・・・
変わったネーミングだなぁ と
初めてそのネーミングを耳にした時に 近くて遠いフィリピンでそんなことを思っていましたが
今年のシルバーウィークはどのように過ごされましたか?

私はNaoさんと2人で400年式年大祭で盛り上がっている日光へ行って参りました!

先日の豪雨による洪水の被害を受けた地域で、ボランティアセンターが県外から、それも東京都からのボランティアを受け付けていたのが日光だけで、他の地域 は近隣に住んでいる方のみの募集となっていたから・・・という何とも消極的な理由ではありましたが、3泊4日の日光旅となりました。

日光での被害はあまりメディアに報道されていなかったこともあり、他地域より少しボランティアの集まりが悪いため、早くから県外ボランティアの受け入れを開始したものと思われます。
そのため、日光の人達からも「日光で活動するの?」という反応がちらほら。
私自身も正直、出発前に日光の被害状況を知ることもなく、知り合いにも「日光?観光?」と言われて出かけていました。

しかし、住宅のそばを流れる沢から土砂や大きな石が流れてきて庭がすっかり覆われてしまったり、場所によっては土砂崩れで通行止めになったり、朝起きたら庭と畑がきれいに流されてしまったご自宅もありました。
大きな石の撤去などは行政が行いましたが、庭に積もった赤土やら土砂の掃除までは、してくれません。お仕事をずっと休むことも出来ず、自分達だけでは時間的にも体力的にも限界があります。
そして、単なる庭掃除では無くて、
お花が好きで奥様が丹精込めて綺麗に作られていたお庭が一夜にして泥と石でぐちゃぐちゃに。
お父さんが毎日手塩にかけて育てていていたお野菜も収穫間近にして、土に深く埋もれ、ダメになってしまった・・・。
という状況での復旧作業。私なら、呆然としたままになりそうです。

東京ではもうあまりニュースに取り上げられることが無くなりましたが、ボランティア車両の高速料金無料措置の期限が延長されたことからも分かるように、今でも現地ではボランティアのニーズがあります。
先 週末には常総市のボランティアセンターに足を運びましたが、こちらでは床上浸水となったエリアも多く、センターに向かう途中で1階の扉、窓を全て解放し、 消毒のための消石灰で真っ白になっている家の中は畳も壁もはがされている状況の家をたくさん見かけました。洗濯機や畳、土嚢が道路わきにたくさん並んでい る所もまだまだありました。
3週間が既に経過していても、水道水はまだ飲料しないようにと言われているそうです。
私達がお手伝いさせて頂 いた家の田んぼにも雨戸や畳、じゅうたんなどどこから流れ着いたか分からないものが沢山ある状況で、折角、丹精込めて育て、豪雨の前に収穫したお米も、水 につかってしまい、それが発酵し、発酵熱とともに辺りには何とも言い難いにおいが漂っていました。勿論、そのお米はもう食べることは出来ず、廃棄するしか ありません。
そのにおいを嗅ぎながら、これはテレビを通じてでは決して伝わらないことだなぁなどと考えていました。

メディアの力って怖いなぁと思うのと同時に、それだけに左右されずに、自分の目できちんと見ることの大切さを改めて感じました。

ボランティア活動に参加すると、東日本大震災でも活動をしてきた人たちに会うことが多く、私が足を運ぶことができずにいた時のお話を聞くこともできました。
津波直後の町と重なる光景が今回も広がっていて、来ずにはいられなかったという方もいらっしゃいました。
小学生から「退職してから時間があるし!」という方まで様々な年代の方が参加していました。
日本に住まれている海外の方も、たくさんボランティアには参加されていましたが、私たちのグループにも留学生の子がいて、現地に駆け付けてくれたことに感謝するとともに、活動後に「良い経験ができて、良かった。有難うございます。」と言っていたのが印象的でした。

また、海外の友達から「ニュース見たけど、大丈夫?」というメッセージが次々に届き、リアルタイムで情報が世界に伝わっていることを実感しました。
こうして世界とつながれるのもメディアの力の一つですね。

またしても長い文章になってしまいましたが、こうしてブログで情報を発信することも(うまく伝えられたかは兎も角…)現場を見てきた人として大切なことでは無いかと思っていますので、この場を借りて書かせて頂きました。

東日本大震災の時は、「遠いし」「寒いし」「怖いし」「何ができるのか分からないし」と様々な言い訳をして、現地に足を運ぶのに3年かかってしまった事を後悔したこともあり、「遠いし」「寒いし」の言い訳が出来ない今回は行くしかないでしょ!!と足を運ぶことができ、良かったなぁと思っています。高速で東京 駅から僅か1時間半です。

是非、自分も行ってみようかなぁ・・・と迷われている方は現地に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

活動場所は個人宅でしたので、写真撮影は行いませんでした。
その代り、霧降の滝で発見した幸運を呼び込むと言われるヘビの抜け殻や世界遺産日光社寺をご覧ください

Rain, rain, go away!

昨日まで雨がとても強く降っていましたね。
皆さん怪我などされませんでしたでしょうか。
本日も一時ぱらぱらと雨が降っていましたね。

雨の日は憂鬱ですが、雨に関係のある有名な童謡があるんですよ!
旧ブログ(アメーバブログ)では先日の火曜日にご紹介をさせていただきましたが、こちらでもご紹介させていただきます。
PLSの歌姫Rhiannonもスクールで歌っていたのですが、その曲は♪Rain, rain, go away♪です!
皆さん聞いたことはありますか?
講師たちもほとんど知っているこの童謡、リズムもとてもよく、かわいらしい歌になっています☆
是非皆さんチェックしてくださいね!

 

☆素晴らしい☆

昨日長年通ってくださっている生徒さんがデコレーションケーキを持って来てくださいました!
見てくださいこのクオリティ!! 

 娘さんがパティシエをされていて、注文に応じてオリジナルケーキを作っているそうです。
ギターの弦や文字プリント、細部まで忠実に再現されているんですよ!
質感も本物同様、見間違えてしまいそうです。
ケーキの周りのチョコレートにも細かなデコレーションがされていて、不器用な私には到底できない、、、素晴らしい才能だな、と感じました。
講師やスタッフも写真を撮ったり、わー!という感嘆の声をあげていましたよ。
こんな素敵なケーキいただいてみたいものです(^^)
はー素晴らしい!

お次はこちら、 

 
 

皆さんどこかで見たことありませんか?
そうです!リトルキッズさんと年中さんのネームタグを置いている棚です。
少し年代を感じる部分があったのですが、新品に見違えるほど綺麗になりました!
スタッフのみのりさんが塗り直してくれたのです☆
さすが美大生!!慣れた手つきで作業してくれました。
素晴らしい!ありがとう!

最後はこちら、

 

ピアノやギター、歌など音楽の才能溢れるCameron☆
皆さんもPLSのイベントで聴いた、見たことがありますよね?
そんなCameronが六本木という大都会でライブを行うそうです!(手に持っているのはそのチラシです。)
大きな会場を借りての演奏のようです。

今週は皆さんの才能に「素晴らしいなあ!」と感じることが多い一週間でした☆
私も何か秀でた才能があれば、、、。

Nao
 

英語=日本語?!

PLSでも利用しているFacebook
皆さんは使われていますか?

PLS Facebookページ 「いいね!」よろしくお願いします
学校の様子などブログでは紹介していないことも見れますよ)

Facebookでは
友だちの近況などを知るのは勿論
友だちが「いいね!」やシェアをした記事も
簡単に見ることが出来ます

おかげで私も
以前より英語の記事を読む機会が少しは増えたように思います

Facebookで友だちがシェアしてくれた記事の一つ
28 beautiful words the English Language should steal

この中に
日本語も入っています!!
それも3つも

komorebi (木漏れ日)
tsundoku (積読)
kuidaore (くいだおれ)

の3つが選ばれていますが・・・
どう思われますか?
なんだか面白いチョイスですよね?!

私はtsundokuが「積んでおく」ということだと思い
意味が間違っているのでは?と思ってしまいましたが
俗語ではありますが
読書が娯楽の中心であった明治時代に普及した言葉
(積んでおく+読書をかけたダジャレのような言葉)だということでした

皆さんはご存知でしたか?

今テレビでは
海外で使われている日本製の道具
海外で暮らす日本人
もしくは
海外から日本にやって来た人たちを紹介し
海外の目を通して日本を知ることができる番組がたくさん増えましたが

この記事のように
言葉そのものでも
外から日本を見ることができて面白いなぁと思いました

一語で表現できる言葉がある
ということは
昔からその感覚や物事を
重視してきたということの表れで
他の言葉にないものというのは
その文化独特の感覚であるということですよね

語学を勉強していると
これは日本語一語で表現できない! とか
この日本語の一語が文章でしか表現できない! ということが
よくあると思います
ぴったりの一語があれば「楽」ではありますが
表現できないものを見つけるのも楽しいと思うのは
私だけでしょうか?!

他にも似たような記事がたくさんネット上にはあふれていました
untranslatable words などで簡単に見つけることができますよ
興味のある方は是非探してみてください
日本語では
上記の言葉以外に
wabi-sabi(わびさび), kyoiku mama(教育ママ) などを
紹介しているサイトもたくさんありました

皆さんも
日本や他の国の面白い言葉
見つけてみませんか?!

因みに、上記のサイトでは
タガログ語のgigilも紹介されていましたが
まさに!!
私、日本でも赤ちゃんや猫を見て
なんで、こんなに可愛いの?!という時に
他の言葉が思いつかなくて
「うーんgigilだなぁ!」って思っていたので
やっぱり!!英語にはないのね!と
この記事を見てすっきりしました
日本語だと「食べてしまいたいくらい可愛い!!」というような感じでしょうか

(gigilは可愛いと感じた時以外、いらいらした時なんかも使いますよ)

フィリピン旅行記

もう2015年になってから
早1ヵ月が過ぎようとしていますが
皆さんはどのように新年を迎えられましたか?

私は寒い日本を抜け出して
温かい第2の故郷フィリピンへ行ってまいりました

フィリピンでは
12時を迎える時に皆でカウントダウンをし
除夜の鐘・・・ではなく
花火が打ち上げられ
コート・・・ではなく半そで姿でお祝いします

真上に打ちあがった新年の花火

 
 

綺麗に撮れませんでしたが
花火がぱらぱら降ってくるほどの近さでうちあげられ
途中から遠くに避難して見ました・・・

町としてあげているところもあれば
ホテルであげるところ
政治家やお金持ちが自宅であげることもあり
そこらじゅうで花火が打ち上げられます

また1年で最も盛大に祝われるクリスマスの名残もチラホラ
(9月からクリスマスへのカウントダウンが始まります)

海辺のツリーとお月様

ツリーのアップ(ランタンで出来ています)

リサイクルランタン(使い捨てフォークやスプーン、ペットボトルのキャップなど)

竹細工のランタン飾り

今回の旅では
プエルトプリンセサという場所に行ってきたのですが
ここは世界自然遺産にも登録されている
地下河川国立公園で有名です
(プエルトプリンセサには他にもトゥバタハ岩礁海中公園もあります)
新・世界七不思議の自然版にも2011年に選出されているそうです

10名乗りのボートにおしゃべり上手な船頭さんが乗り込み出発!!

鍾乳洞の川の前にこの"バンカ"と呼ばれるボートで渡ります。鍾乳洞の船頭さんとは打って変わってこちらの船頭さんは寡黙な海の男でした。

その名の通り地下に川が流れていて
鍾乳洞に船で入って行きます

許可証手続きなどが必要なため
私達は現地ツアーに参加して向かいました

ツアー参加者で一緒に車・ボートに乗り組んで鍾乳洞に入るのですが・・・
日本人
アメリカに移住したフィリピン人家族(子ども達はフィリピン語は話せず英語のみ)
チェコ人
イスラエル人
アメリカ人
が一緒にツアーに参加しました
約8時間ほど一緒に過ごしたのですが
それぞれの母国語と英語が混ざり合って
訪問先だけでなく車中でも楽しく過ごすことができました
(アメリカに移住された家族のお母さんは
私がフィリピンに住んでいた町の出身でした!!)

他の場所でも様々な国から観光客が来ていましたが
英語が様々な場所で聞こえてきました

英語が共用語となっているフィリピンですが
日常生活ではフィリピン語が使われることが多く
町で出会うおばちゃんやおじちゃん達にとっては
「英語は少し頑張って話す言葉」です

そんな時によく聞かれる表現は・・・
「鼻血が出ちゃう!」 "Nose bleeding!!"
英語をたくさん話して
頭の中にある英単語を使い果たしたわ・・・
という時などに使われます

地下河川公園でも
鍾乳石の一つをガイドさんが
「あの石はキリストの横顔に見えます・・
と言ってもキリストを実際に見たことは無いので
似てるかどうかはわかりませんが
ぼくらが鍾乳洞の中で英語ばっかり話しているので
鼻血を出しています」
と岩から垂れている水を鼻血に例えていました・・・

プエルトプリンセサ島のホンダベイに浮かぶ島。セブ島などで英語を勉強している日本人学生さんも来ていました。

 

皆さんは鼻血を出さなくても良いように
英語の勉強を頑張りましょう!!

≪おまけ≫

私の標識コレクションに新たな標識が加わりました。ヤシの実落下注意!!
 

 

お隣同士

先日、登録している国際交流協会から
別の地域の国際交流協会が実施する
「外国人のための相談会」のフィリピン語の通訳を依頼され
出かけてきました

「外国人のための相談会」とは
外国人の方が
弁護士や
行政書士
カウンセラーと言った様々な専門家の方に
ビザ、仕事上の問題、就職、就学、結婚、離婚、医療問題 などなど
相談が出来る会で
そこに様々な言語のボランティア通訳が入り
お手伝いさせて頂くもので
各地で実施されています

自分が登録している交流協会で
今年初めて参加した相談会でしたが
様々な国から
色々な方が日本で生活されていること
そして自分が
日本に暮す彼らの生活ぶりをいかに知らないかを
改めて実感した一日でした

今回2回目の通訳でしたが
前回同様
フィリピンの方は日本語が出来る方が多いので
日本語でお話することがほとんど

ただし
日本語が流暢な方でも
問題の核心となると
緊張もあり
やはり自国の言葉でのサポートが必要になる場合が多く
そんな時にタガログ語での通訳を行いました

この相談会での通訳を行うには
まず国際交流協会に登録し
そこで数回セミナーが行われ
どのような相談が行われるかなどの心構え
日本でのビザについて
(入管法が変わったことは知っていても
どのように変わったのか
果たしてそれが実際に日本に暮している方たちに
どのような影響を与えているかなど…知らないことばかり!)
などを教えて頂き
いざ、本番!
となります

日常会話は出来ても
そんな専門用語は難しくて出来ないかも・・・
と思いながらの参加でしたが

「日本にも
自分の力になろうとしてくれる人がいるということが
伝わることもとても大切なことです」
という国際交流協会の方の言葉を胸に
相談される方の心のサポートにでもなれれば…と思いながらの参加でした

実際に力になれたかは分かりませんが
笑顔で相談者を送り出すことができました

協会によっては
通訳の方が不足しているところもあるようですので
日本でなかなか英語やその他の言語を使える場がない!!
国際交流できる場がない!!と思われている方は
参加されてみてはいかがでしょうか?

相談会だけでなく
それぞれの国際交流協会が
様々なイベントも実施していますので
まずはそのようなイベントから参加してみるのも良いかも知れませんね

国際化が叫ばれる中
まずは自分の近隣に暮している人たちと知り合いになってみませんか?

Megumi

 

**********************************

右上のFacebookマークから是非、PLSのページをご覧ください。
Facebookでしか見れない情報もありますよ!!

ブログページのヘッダーも冬仕様に変わりました!!
以前のままだ!という方は是非、「再読み込み」してみてください

発信力

先日
ボランティアでお手伝いさせて頂いた団体が

「南三陸あったらもん再生委員会」プロジェクト を始動!!
そのプロジェクトに参加して

届いたのが
南三陸からの
海の幸、山の幸!!

地震が起きてから
もうすぐ4年になりますが
今回届いた幸は
すべて地震、津波でなくなってしまった
漁場や農地を
一から再開して収穫されたものです
一歩一歩着実に前に進んでいることを
実感しながら
すべて美味しくいただきました

そんな
海の幸、山の幸とともに
一緒に送られてきたものの中に
↓南三陸のフリーペーパーがありました

 
 

このフリーペーパーを開けてビックリ!!

 

写真が見づらいかもしれませんが
ほぼすべての内容が
英語と日本語で書かれていました
(縦書きが日本語、横書きが英語です)

私が以前見たことがあるものは
日本語版・英語版・中国語版
とそれぞれの言語によって
冊子自体が分かれているもので
世界に自分たちのことを発信する意欲に
凄いなぁと感心させられたのですが

南三陸のフリーペーパーは
日本語と英語の両方が使われているのです

2か国語両方を一つの紙面にしていることで
もしかしたら
英語は読めないから

そのスペースがもったいない
とか
その逆の意見もあるかも知れません

しかし
日本語版・英語版などで
分かれてしまっていると
自分が手に取った言語しか意識しませんが
両方書いてあることで
日本語だけを読んでいても
自分だけでなく
世界に発信しているんだなぁ
ということを感じることができ
うまく表現できませんが
かっこいいな!!と思いました

 
 

海外に出た時に
私が困った…と思うことは
日本のことをうまく伝えられない
ということです

海外に出て
その国のことを知らない場合は
そこで学べば良いわけです
でも
そこの国の人が
日本について知りたい時
自分は「日本の代表」となるわけですが
私がそれを伝えることができない
ということがあったので

このように自分の文化について
自分の暮らしについて
英語で伝えることができることに
かっこいい
と思えたということと

「英語を使う」というと
自分がほかの国に行って
そこで英語を使うと考えてしまいがちですが
国際化が進み
色々な国から
多くの人が
日本に来てくれるようになり
(2013年には1000万人を超えましたね!)
日本国内でも英語で発信する機会、重要性が高まっていることも
実感することができました

 
 

↑「全世界のみなさんありがとう」

震災直後には世界中の人からの
支援が届いた南三陸だからこそ
世界の人たちに
自分たちについて知ってほしい
自分たちのメッセージを届けたい
そう思ったのかも知れませんね

〆切迫る!!

皆様、こんにちは。
教務部のKiyomiです。

先日上野の美術館に行きました。
余韻に浸りながら、公園周りを歩いていると、
こんなところに出ていました。

 

不忍池です。

地元の長野では、
蓮は何故かお寺とセット。
蓮の池の向こう側に
ビルが見えるなんて、カルチャーショックです。

閑話休題。

さて、皆様、
6月29日(日)のお申し込みはお済みでしょうか?

あれ?まだ?

PLSオールスター大感謝祭です!!!

40周年の感謝を込めて、
皆様と一緒に1日を過ごせたら、嬉しいです!

オーマンディ副校長&吉川宗男先生(ハワイ大学名誉教授)の対談あり、
2時間ひたすら、「英語であそぼ!」コーナーあり、
アンジェリーナ・もとこによる、小物作り&ペンデココーナーあり、
2:00からの「アフタヌーンティーパーティ」では、
ミニコンサート&くじ引き!
イギリス式のティーパーティを想像していたら、甘いです。
もっと面白いことになってます。

ちなみに、
あの大人気映画の主題歌、"Let It Go"もみんなで大合唱します!
英語の歌詞はフロントでゲットしてくださいね♫

〆切は、
本日、
13日の金曜日!

Kiyomi

追記

梅雨の風物詩
紫陽花♪
可憐で奇麗で大好きです。

 

ボランティア

皆さんGWはどのように過ごされましたか?
と、昨年と同様(出来ること )の書き出しですが、私は昨年に引き続き、東北へ行ってきました
今年は昨年とは異なる団体に参加し、南三陸に行ってきたのですが、涙あり、笑顔あり、憤りもありのとても充実したGWとなりました

南三陸の防災庁舎(津波警報のアナウンスを最後までされ、ご本人は津波の犠牲になってしまったという話をニュースなどでご覧になった方もいると思います)

 
 

約40名の参加者と感じたことなどをシェアする時間などもとられていたのですが、その中でボランティアについての意見も多く出されました

かっこつけてるように思われるから周りに言わずに参加した
小さい力かも知れないが継続は力なりとずっと参加している など色々でしたが

一番多かった意見は 
「何もして来なかったことにずっと罪悪感を感じながらも、自分に何が出来るんだろうと思い、参加出来ずにいた」というものでした

みなさんは「ボランティア」というとどのようなイメージをお持ちですか? 

私はボランティアというと何か人のために無償で行う崇高なことのように感じていたのですが、アメリカにいた時にそうではないのかも知れないと考えさせられました
大学にある生徒に役立つ情報をシェアする掲示板には常にボランティアを募るメッセージが出されていて多くの学生が参加していたのです
私も数回参加したのですが、環境保護イベントのサポートや近所のお年寄りの庭掃除に一緒に参加した学生は皆「当たり前」のこととして楽しんで参加していて、難しいことではなく誰でもできる助け合いのようなことなんだなぁと感じたことを覚えています

「ボランティア」は英語からきた言葉ですが、英語本来の意味とは違った感覚で私は受け止めていたのかも知れないと思いました

その後、フィリピンのワークキャンプに参加し、そこで児童養護施設に滞在しながら建設作業に携わったりしたのですが、
技術のない自分が行くよりも、参加費をそのまま寄付して専門の人が作業した方が良いのではないか?
子どもたちに対する専門知識のない自分がもしか したら子どもを傷つけてしまったのでは?
などと悩んだのですが、その後に自分の中で得た答えは
確かにプロが仕事をした方が早いが、自分が直接、見聞きした経験をその後どう生かすかが大切
実際に現地の人と触れ合うことで、お金の寄付だけでは出来ないことができる
ということでした

大学卒業後にNGOでボランティアを受け入れる側になってもやはりその思いは変わりませんでした参加者が、帰国後にそれぞれの分野で活躍する中で、活動に様々な広がりも生まれ、現地の人たちも参加者も直接交流をするからこそ生まれるものがたくさんあることを実感させられました

「全世界の皆さんありがとう」世界中の人からの支援があったことを思い出させてくれる看板がありました

 
 

今回のツアーでも出来たことは小さいかも知れないけれど 
現地の人たちがおっしゃっていた
「自分たちのこと、地震があったことが忘れられてしまうことが一番怖い」
という気持ちに実際に現地を訪れることで、少しはこたえられたかも知れませんし
現地で見たことを知り合いに伝えていくこともできます

津波の被害を受けた建物などを「もう当時のことを思い出したくないから見たくない」と思っていた人たちの中には多くの人がそれらの建物を実際に訪れ、慰霊する姿を見ることで心境が変わってこられた方もいるそうです

まだ至る所でガードレールなどに津波の跡が見られました

 

震災のボランティア以外にも色々なものがありますが、どの活動でも言える事だと思います

 

2020年のオリンピックにボランティアとして参加することを目指されている方もいらっしゃると思いますが、2020年まで待たずに、「今出来ること」がきっとありますよ!!

養殖しているホヤ(写真に写っている大きさのもので約3年、つまり震災後に再開した養殖で育ったホヤです)

 
 

私が生きている間、生涯忘れてはいけない今回の東日本大震災 

震災を直接経験していない子たちが教科書などで当時の様子を見て「実際はどうだったんだろう」と疑問に思った時に、何か話せることができただけでも、今回参加した意味はあったと思っています

(カナダホームステイプログラムでも「地震の時はどんな様子だったの?」「今はどうなの?」と聞かれることが度々あり、昨年見てきたことなどを伝えることができました)

また同じような思いで参加した人たちとの素敵な出会いも大切な宝物になりました!!

Megumi

体験レッスンに申し込む