7月4日(日)に予定しておりましたSUMMER EVENTですが、現状を鑑み、中止とさせていただくことになりました。楽しみにお待ちいただいていた皆様にはこのような結果となり、大変申し訳ございません。
今回の残念な気持ちをバネに、年内中に先生と一緒に楽しい時間を過ごせるような別のイベントを開催できるように動いておりますので、ご報告まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
休校のお知らせ
☆SUMMER EVENT 2021☆
6月12日(土)スクールお休みです
6月12日(土)はPLS研究大会のため、レッスンは全てお休みとなっております。土曜日の生徒様はお間違いのないようお気をつけくださいませ。
PLS研究大会は全国の姉妹校の方々と、より良いレッスンやスクール作りのためにはどのようにしていくべきか等を話し合い、様々なアイディアを共有する場となっておりますので、今年度はオンラインでの開催ですが、講師スタッフ一同多くのことを吸収し、皆さまに還元できるよう勉強してまいります!
テスト!テスト!テスト!
中学校、高校では今まさに中間テストの結果が返ってきている頃ではないでしょうか。
「勉強不足だった!」→学校の授業中ついウトウト・・・することもあったそう。
「ありえないミスしちゃった!」→でもほぼ満点。意識高い系。
「別に、大丈夫だったよ」→現在完了形の3つの用法を15分で説明して理解する中学2年生。
など、
各々の思いがあった中間試験だったようです。
また、5月30日は英検実施日でした。
今月14日に結果が見られるまで、ドキドキしながらも2次試験(面接)の練習を始めました。
3級を受験した小6の生徒はなんだか楽しそうにそのレッスンを受けています。
短いレッスン時間なのに「もう1回練習できるよね!ノックするとこから行くね!」など、目がキラキラ。
Attitudeの点数のことも説明すると、じーっと目を見開いて私の目を見るので
Chameleon Cardsにある形容詞、”Creepy!” (気持ち悪いよう〜)と言って2人で大笑い。
1次試験を合格するかどうかは自己採点では何ともギリギリ。
でも彼はそれでも今学んでいることをとても楽しんでいます。(ちなみに会話レッスンも併用です)
「真剣。だから楽しい。」Serious Fun!
これはPLSのポリシーの1つでもあります。
あのようなワクワクした姿でレッスンに来てくれる生徒さんを見かけるたびに、うれしくてたまらなくなります。
今週末の教師研修に想いをはせて
今週日曜日(30日)はPLS姉妹校の先生方対象のオンラインセミナーの日です。
PLSシステム®️を学んでいただき、効果的に教えられるよう、年に6回開催しております。こういった状況では仕方がないのですが・・・やはりオンラインで一方通行よりも、いつもの対面セミナーで、先生役、生徒役を交代しながら練習をする・・・そんな日が早く戻って欲しいなあと願うばかりです。
PLSシステム®️のアクティビティの1つにLie Game(嘘つきゲーム)というものがあります。
例えば講師が”Apples are blue!”(リンゴは青だね)と言ったとします。
すかさず生徒たちは手を挙げ、”No, apples are red!”と、先生の「嘘」を正します。
ただ、
このアクティビティをするたびに、子どもたちの思考の柔軟さに驚かされます。
大人の方は「リンゴは赤」で、「トマトも赤」と思いがちではないでしょうか?
でも子どもたちは次々に”No, some apples are green!”とか、”No, some apples are yellow!”と、スーパーマーケットで見たことのあるリンゴの色を挙げていきます。
あるときは”No, some apples are brown!”と言った子がいました。
いやいや、それはさすがにないでしょう、と理由を聞くと「・・・腐ったリンゴもあるから・・・」と。
すかさず”Rotten(腐った)”という単語をインプット。
ただ、それが行き過ぎると何でもその単語を使ってふざけてしまう場合もあるので、その後は先生のさじ加減。
また、”Rabbits are pink!”という「嘘」にある女の子が”That’s right! (その通り!)”と答えた子がいました。
他の子たちはウサギは白、や、茶色、などと回答していました。
またしても理由を聞くと「私の持っているバニーはピンク」と、自分の大切にしているぬいぐるみのことを話してくれました。そこで「でも本当のウサギにはピンク色はないよね」と否定するのは簡単です。でも本物のウサギを見たことのないその子には自分のぬいぐるみのバニーちゃんが唯一の「ウサギ」なのです。ここでも「私のぬいぐるみのウサギはピンクだよ」という言い方を英語でインプット。
ちなみに私自身にとってはトマトは赤だけでなく、グリーンやイエローもあります。アメリカで住んでいた州には”Fried Green Tomatoes(グリーントマトの揚げ物)”という郷土料理がありました。
子どものイマジネーションは果てしないものです。そしてそれを受け入れ、子どもたちが言いたいことを英語で言えるよう指導すること。それが英語教育の醍醐味の1つですね。
そんなことを改めて考えながら、今週末の教師研修を行いたいと思います。
学校英語教育の変化③
来週日曜日、5月30日は英検ですね。
PLSでは「絶対英検を受験しましょう!」といったスタンスではなく、「今まで学んできたことで合格証書がもらえて、しかも将来の受験などに役立つなら取っておいたらいいんじゃない?」といった感じです。
突き放しているわけでは全くありません。自主性を重んじています。
問題形式に慣れれば、今までの蓄積された英語力で十分対応できるんです。ただ、今までやってきたことと英検の問題は同じ英語なんだよ、繋がっているんだよ、ということを講師が気づかせてあげるのはMUSTですが。
ところで、
このテーマでは主に中学校教科書の変化についてお話しさせていただいています。
英検を受験するにあたって一番苦労するのは、実は文法ではなく「単語量」です。
生徒たちがよく悩むのは、また私自身も受験にあたって苦労したのは「括弧内に入れるべき言葉は日本語ではわかる。だけど選択肢の中でどれがそれなのか分からない」というものです。
文科省の定めた中学3年間の必修単語数は昨年までに比べて1.5倍に跳ね上がっています。なのに公立中学では英語の授業数が昨年までと同じなのです。
きっついですね。
特に助動詞に関しては一つの単語に一つの意味ではなく、数個あります。
例えば中学1年生3学期から、1学期に舞い降りてきた「can」
中学で習うだけでも「できる」「してもいい」「してくれますか」と3つの意味があり、その文脈に応じて使い分けないといけないですね。なのでPLSでは単語や助動詞はできるだけ「コア(核)」の意味を大事にしています。
canのコアは「可能」
上記の3つの訳は「〜するのは可能」「「(自分が)〜するのは可能か」「(あなたが)〜してくれるのは可能か」と、変な訳で申し訳ありませんが・・・コアをしっかり網羅しています。
教科書改訂による単語数の増加は一見ドキッとしますが、違った角度から見ると恐るに足らず!
30日の受験者の皆さん、Good luck!
〜PLS:徒然なるできごと〜
インファント(1〜2歳児)クラスから、今は小学校2年生になった7級の4人クラス。レッスンが終わった後、お迎えにいらしているであろう保護者様とお話しをしたいことがあり「お迎えにいらっしゃる?」と聞いたところ、4人全員がもう1人で通学するように言われているのでお迎えはないとのこと。えーーー?この間までベイビーちゃんだと思っていたし、まだママのお腹にいた子もいるのに!子どもたちの成長は早い!そして大人の1年も早い!毎日が大切ですね💕
学校英語教育の変化②
今年は梅雨が例年より早く始まるようですね。
私の癖毛の髪が毎日ウネウネとそれを物語っています・・・。
さて、教科書改訂ですが、今年から中学1年生のお子さんたちはそれが当たり前になるのでしょうが2、3年生は大変ですね・・・。何せワークブックなどは「1年生の復習」と称してwillやbe going toなどの未来形(昨年度までは2年生の範囲だった)が入ってくるのですから。
英検の内容もそれに準じて変化してくるでしょうね。
PLSでも最新情報をキャッチできるよう、心がけています。
ところで
英語の時制(現在形とか過去形など)はいくつあるかご存知ですか?
実は12時制あり、中学ではそのうちの8時制を学びます。
が
教科書改訂により中学3年生の3学期に「仮定法」という、かつては高校文法であった項目が入ってきました。これは厄介です。
英語は時間軸をしっかり言わないと、聞き手が混乱するのです。
なのに、「仮定法」はそのルールを思いっきり無視するのです。(だって起こっていないことを仮定して話すのですから)
例えば
I wish I were a bird.(私が鳥だったらなあ)
日本人としてはツッコミどころ満載です。
何で今の気持ちを話しているのに過去形?そしてIだったらwasでしょ?何でwere?(口語ではwasでもOKですが)
やはりしっかり聞き、話すことから始めること。
そして理屈は後から固める、ということが大切だな、と思わされます。
〜追記:PLSの徒然なる日常〜
お姉ちゃんと妹ちゃんが雨の日に初めて2人だけでPLSのレッスンに歩いて向かっていました。ただその道中、2人はケンカになってしまい、妹ちゃんは泣きながら自宅に戻ってしまったそう。遅れてレッスンに参加し、終了し、おじいちゃんのお迎えを待つ2人はびっくりするくらいケロッと仲良しでした。何も言わず自然に仲直りできるのって尊いなー、とほっこりしました。(妹ちゃんは合羽をinside outに羽織っていて、友達に突っ込まれていましたが笑)なんだかんだあっても兄弟姉妹はいいですね💕