学校英語教育の変化③

来週日曜日、5月30日は英検ですね。

PLSでは「絶対英検を受験しましょう!」といったスタンスではなく、「今まで学んできたことで合格証書がもらえて、しかも将来の受験などに役立つなら取っておいたらいいんじゃない?」といった感じです。

突き放しているわけでは全くありません。自主性を重んじています。

問題形式に慣れれば、今までの蓄積された英語力で十分対応できるんです。ただ、今までやってきたことと英検の問題は同じ英語なんだよ、繋がっているんだよ、ということを講師が気づかせてあげるのはMUSTですが。

ところで、

このテーマでは主に中学校教科書の変化についてお話しさせていただいています。

英検を受験するにあたって一番苦労するのは、実は文法ではなく「単語量」です。

生徒たちがよく悩むのは、また私自身も受験にあたって苦労したのは「括弧内に入れるべき言葉は日本語ではわかる。だけど選択肢の中でどれがそれなのか分からない」というものです。

文科省の定めた中学3年間の必修単語数は昨年までに比べて1.5倍に跳ね上がっています。なのに公立中学では英語の授業数が昨年までと同じなのです。

きっついですね。

特に助動詞に関しては一つの単語に一つの意味ではなく、数個あります。

例えば中学1年生3学期から、1学期に舞い降りてきた「can」

中学で習うだけでも「できる」「してもいい」「してくれますか」と3つの意味があり、その文脈に応じて使い分けないといけないですね。なのでPLSでは単語や助動詞はできるだけ「コア(核)」の意味を大事にしています。

canのコアは「可能」

上記の3つの訳は「〜するのは可能」「「(自分が)〜するのは可能か」「(あなたが)〜してくれるのは可能か」と、変な訳で申し訳ありませんが・・・コアをしっかり網羅しています。

教科書改訂による単語数の増加は一見ドキッとしますが、違った角度から見ると恐るに足らず!

30日の受験者の皆さん、Good luck!

〜PLS:徒然なるできごと〜

インファント(1〜2歳児)クラスから、今は小学校2年生になった7級の4人クラス。レッスンが終わった後、お迎えにいらしているであろう保護者様とお話しをしたいことがあり「お迎えにいらっしゃる?」と聞いたところ、4人全員がもう1人で通学するように言われているのでお迎えはないとのこと。えーーー?この間までベイビーちゃんだと思っていたし、まだママのお腹にいた子もいるのに!子どもたちの成長は早い!そして大人の1年も早い!毎日が大切ですね💕

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