《スタッフ・グループについて》
Q: 現地ではどのように過ごしますか?
ジュニアプログラムキャンパス
A: 9~16歳のジュニアグループと17~18歳の一般英語グループの大きく2つのグループに分かれ、それぞれ別のキャンパスに通います。
《ジュニアプログラム / 9~16歳》
現地語学学校のImagine Education Australia(以下、Imagine)の校舎で、午前中は年齢別の英語クラスで授業を受け、昼食後には、同じメンバーでアクティビティが行われます。英語クラスで学んだことを生かしながら、先生も一緒にアクティビティを行います。その他の時間は、ホストファミリーと一緒に過ごします。学校への送迎は、ホストファミリーがしてくれます。
一般英語クラスキャンパス
《一般英語プログラム / 17~18歳》
Imagineの校舎で、レベル別の英語クラスで授業を受けます。クラスが終了する13:15以降は自由時間のため、学校が提供するアクティビティ(一部有料)に参加したり、お友達とビーチやショッピングに行って楽しむことができます。また、土日も終日自由行動となります。送迎はありませんので、バスや徒歩で通います。
Q: 現地では一緒に行動する大人はいますか?
A: ジュニアグループには、アクティビティ時にImagineのスタッフも一緒に行動します。これまでに多くの生徒さんのケアをした実績のあるスタッフですのでご安心ください。
同行するスタッフが分かったら、すぐに名前を覚えましょう。迷子になった場合などに自分のグループのスタッフがだれか伝えられるよう、きちんと覚えましょう。集合する場所や時間などグループごとに異なることが多いので、指示はきちんと聞くようにしましょう。
Q: 他の参加者はどのような人達ですか?
A: プログラムは7月の下旬から4週間実施されており、好きな期間を選んで参加できるようになっているため、PLSのグループが現地に到着する前から滞在している参加者もいますし、途中で帰国してしまう参加者もいるため、毎週参加者の入れ替わりがあります。
参加者の国籍はアジアの割合が高く、日本人も他のエージェントや団体を通じて参加します。昨年は、韓国や中国からも学生が集まり、昨年の日本人の割合は3割でした。参加人数も年度により異なりますが、昨年は170人が参加しました。
国籍や年令も異なる参加者が集まりますので、お互いに尊重し合い、楽しく過ごせるように心がけましょう。差別やいじめなどはもちろん禁止されています。未成年誓約書に記載されているルール違反が認められた場合は、帰国措置が取られることもありますので、ご確認ください。
《授業・アクティビティについて》
Q: 英語の授業はどのように行われますか?
A: ジュニアグループのクラスは年齢(6~11歳/12~16歳)により分けられます。クラス内では積極的に発言をしたり、グループ活動でクラスメイトとどのように協力しながら取り組んでいるかなどクラスの様子も評価されます。全体の参加人数によりクラス数も変化しますが、昨年は最大6クラスありました。最後のクラスでは修了証がもらえます。
Q. 先生はどのような人たちですか?
A: 普段はImagineの語学コースで教えている先生です。日本語は通じませんが、どの先生も「英語を学びに来ているのだから、間違えて当たり前」と間違えを歓迎してくれますので、変に身構える必要はありません。分からない時は「分からない」と伝えれば、別の言い方に言い換えてくれたり、クラスメイトが助けてくれるでしょう。
Q: 英語力が心配ですが、平気でしょうか?
A: 参加者の英語のレベル、発音の特徴も様々ですが、異なる英語力の子が一緒になるので、分からないことがあれば助け合いながら活動ができます。アクティビティも様々なものが用意されており、体を動かしたり、ゲームをしたりしながら楽しく英語を使うことができます。また、英語力だけでなく積極性や、コミュニケーション力など色々な力を試すことができます。様々な参加者と触れ合うことで、刺激を受け、自分の英語に自信が付いたり、意欲がわいたり、英語が好きになるでしょう。
Q: 英語の辞書はどのようなものが良いですか?
A: 電子辞書を持ってくる子が殆どですが、使えなければ意味がないので、紙の辞書の方が使い慣れているようでしたら、そちらでも問題ありません。英語の授業で辞書を使うのは勿論ですが、日常生活でも学校スタッフや友達の言っていることが分からない時に、辞書を相手に渡して(スペルが分からないので、自分でひけない時)教えてもらったりもしているようです。
音声通訳機については、せっかく英語を勉強しにいくのですから持参の必要はないでしょう。現地に持ってきている子もいましたが、実際には使われず、遊び道具になっているだけでした。相手の言っていることが分からない時はどうすれば良いか、自分の伝えたいことが言えない時はどうすれば良いかを実体験しながら、学んでいきましょう。
Q. 日中のアクティビティはどのようなものが行われますか?
A: 日中は、キャンパス内や近くの湖で行われるアクティビティ、もしくは遠足が行われます。以下は、ジュニアグループのサンプルスケジュールです。(予定は変わることもございますので、ご了承ください)
【アクティビティ例】
Bushwalking:参加者みんなでウォーキングをします。急勾配はないようです。過去にはCoombabah Lakelands Conservation AreaやBurleigh Head National Parkなどを訪れたようです。
Special Lecture:消防士やライフセーバーなどをゲストスピーカーとして招きます。
Master Chef:学校内でマフィンやクッキーなどを焼いて食べます。
Language Immersion Clubs:英語を使いながらクラフトワークをしたり、映画を見たり、音楽に触れたりします。今年からスタートする新しい取り組みで、今まで以上に英語力が伸び、お友達とのつながりが深まります。
一般英語クラスのメンバーが参加できるアクティビティのサンプルスケジュールは以下の通りです。(2月のスケジュール)
《ホームステイでの過ごし方・生活について》
Q. ホストファミリーはどんな人ですか?
A: Imagineが手配するホストファミリーです。家族構成は家庭により異なりますが、皆さんを温かく迎えてくれます。分からないことがあれば積極的に質問しましょう。ホストファミリーとコミュニケーションを重ねることで、お互いの理解度が深まり、日本のご家庭と同じように居心地がよくなるでしょう。ご出発の1週間ほど前に、ホストファミリーの情報をお知らせいたします。
Q. 部屋の設備はどのようになっていますか?
A: ホームステイ先により部屋の設備は異なりますが、基本的にはベッド、机、クローゼットなどがあります。ジュニアグループは相部屋、一般英語グループは一人部屋になります。他の部屋に別の留学生グループがいる場合もあります。男女が一緒のホームステイ先に入ることはありません。トイレ、シャワーはホームステイ先のものを使います。まずは、ホストファミリーに聞いて使い方を教えてもらいましょう。寝具は提供されますが、バスタオルやシャンプーなどの洗面用具は各自で準備してください。
Q: 貴重品の管理、部屋のセキュリティ管理はどのようになってますか?
A: パスポートや航空券(eチケット)、お金・カード類などの貴重品は、各自管理をお願いいたします。いくら使ったか分からなってしまうこともあるので、お小遣い帳を付けるなどして管理しましょう。すぐに使わない物はスーツケースに入れ、鍵をかけましょう。また、不必要な貴重品は、持って行かないようにしましょう。出かけ先で紛失したり、壊してしまうことも考えられます。
Q. お小遣いはどれくらい持って行くのが良いですか。現地で両替はできますか?
A: ジュニアグループの食費や交通費は参加費に含まれていますので、お小遣いは緊急時の予備のお金も含めてAU$400くらいが目安です。一般英語グループの皆さんは毎日の登下校の交通費も必要ですので、AU$500でお考えください。近くに両替所はないので、滞在中必要なオーストラリアドルは全て日本で両替して持って行くようにしてください。紙幣は$20札を中心に小額紙幣で持って行くようにしてください。海外では子どもが高額紙幣を持ち歩くことは稀なため、子どもだけでの使用を断られることや、小さな売店ではお釣りがないため断られることもあります。
また、現金でAU$200、プリペイドカード2~3万円のように国際プリペイドカードを組み合わせてお持ちいただくと、便利です。代表的なものは「かぞくのおさいふ」です。6歳以上の方であればどなたでも加入ができ、スマホから残高照会、購入履歴閲覧、チャージなど簡単にできます。
お小遣いの計画的な使い方、ルール(お土産・軽食は幾らくらい、$××は緊急用=何もなければ使わない)など事前にご家族で話し合われておくようにしてください。オーストラリアで使用しなかった紙幣は日本で円に戻すことができますが、コインはできません。
Q. スマートフォンは使えますか?
A: 学校やホームステイ先でWi-Fiが使えます。スマートフォンがあると「本人とすぐに連絡がつくので安心」と思われがちですが、日本と簡単に連絡がつくことで余計にホームシックになってしまう場合が殆どです。また、折角友達やホストファミリーと過ごせる時間を、インターネットやゲームに時間を費やしてしまう場合もありますので、インターネットの接続方法を確認(Wi-Fi接続のみ可能など)しておく、ゲームはしない、家には電話をしないなどのルールを決めるようにしてください。保護者様も万が一、お子様からLINEなどでメッセージが届いたり、電話がかかって来ても、「心を鬼にして」用件のみ短く済ませるなどしてください。毎年、現地でスマートフォンをなくしたり、壊してしまう生徒がいますので、大切なデータはバックアップをとっておくようにしてください。
Q. 洗濯はどのように行われるのですか?
A:(基本的に)週に1度、自分でホームステイ先にある洗濯機で洗濯をします。持って行く洋服は乾燥機が使えるものにしましょう。デリケートな素材のものは縮んでしまう可能性がありますので注意してください。また、洗濯する洋服をまとめて入れておける袋などがあると便利でしょう。ホストファミリーによっては家族のものと一緒に洗ってくれたりもするため、直接確認してみましょう。
Q. 朝起こしてもらえますか?
A: ホームステイ先では、基本的に目覚まし時計を持っていき、自分できちんと起きられるようにしましょう。相部屋の場合はお互いに起こしあうようにするなどすると良いでしょう。
Q. お土産は必要ですか?
A: お土産という文化は、日本特有のものです。必ず持参する必要はありません。持参する場合は、あくまで気持ちとして「ファミリーに1つ」渡すとよいでしょう。また、オーストラリアは食品の持ち込みに制限がありますので、お菓子などの食品は避け、日本の文房具などがお勧めです。
Q. 食事はどのようになっていますか?
A: 3食提供されます。朝食はシリアルやトースト、ヨーグルト、昼食はお弁当(パスタやサンドイッチ、前日のディナーのおかずなど)、夕食はお皿にお肉などのおかずや野菜、お米などが盛りつけされて出てくるワンプレートが一般的です。また、学校でモーニングティー(ホストファミリーが用意してくれるお菓子など)の時間もあります。
Q. 日本食を持って行っても良いですか?
A: 日本食(インスタントみそ汁など)を持ってくる参加者もいますが、わずか2週間の滞在ですので、現地の食事を楽しむようにしましょう。また、オーストラリアは畜産業も盛んな国ですので、肉類の持ち込みは厳しく制限され、加工された肉も原則禁止です。カップラーメンなどには加工肉も含まれますので持って行くことはできません。
Q. ホームステイの近くに買い物できるお店はありますか?
A: ホームステイのエリアに、日用品などを購入することができるお店があります。一人では出かけずに、ホストファミリーにお願いして連れていってもらいましょう。
Q. 週末はどのように過ごしますか?
A: 家庭によって異なりますので、各自ホストファミリーと一緒に楽しみましょう。
Q. ホストファミリーは変更できますか?
A: ホストファミリーの変更は基本的にできません。また、こちらから指定したり選んだりすることもできませんので、ご了承ください。
《健康に関して・その他》
Q. 子どもがけがや病気になった時の対応はどのようになっていますか?
A: 学校スタッフ、ホストファミリー、ウィッシュインターナショナル(以下、WISH)が連携して、速やかに生徒様の対応を行います。搬送先の一例として、ジュニアグループの校舎から車で6分、一般英語クラスの校舎から車で2分の場所に日本語対応のゴールドコーストさくらクリニックがございます。緊急時の医療判断につきましては、医療同意書をご確認ください。
Q. 薬はどうすれば良いですか?
A: 現在服用中のお薬などございましたら、健康状況確認書にご記入ください。処方箋に基づき服用する(市販ではない)薬につきましては、英語の処方箋(英文の薬剤証明書)を可能な限り添付し、現地にご持参ください。入国時に薬の持ち込みで質問を受けた場合に提示し説明するためや、現地スタッフが参加者のケアをする際の情報、現地で医療機関にかかる際に服用中の薬の情報を素早く提示するため等に必要ですので、よろしくお願いいたします。どうしても英語の処方箋がご用意できない場合は「くすりのしおり(http://www.rad-ar.or.jp/siori/english/index.html)」で検索し、その情報を印刷してご提出・ご持参ください。事前に現地スタッフにも参加者情報としてお知らせいたします。
また、普段はお薬をあまり飲まれない方も生活環境の変化で体調を崩しやすいので、基本的なお薬(風邪薬、絆創膏、熱さまシート、下痢止め、整腸剤など)は日本からお持ちください。その際、何の薬か分かるようにパッケージに入れ、服用法など書かれた書類も一緒にお持ちください(錠剤だけの持ち込みで入国時に説明を求められることもあります)。滞在中1回しかないアクティビティもたくさんありますので、体調を崩して休んでしまうのはもったいないので(バランスよく食事をとり、しっかり眠ることが1番ですが)、ひどくなる前に対応できるよう、お薬をお持ちください。また、持たせるお薬の飲み方もご本人にお伝えください。
ゴールドコーストは日本に比べて乾燥しています。肌が乾燥しやすい方はローションやリップクリームなど少し多めにお持ちください。また、日差しも強いので、日焼け止めもお持ちください。
Q. アレルギーへの対応はどのようになっていますか?
A: 健康状況確認書にご記入ください。先方の担当者に事前に連絡し、ホストファミリーにも共有いたします。重篤なアレルギー症状がある場合などは、自分でも英語でスタッフに伝えられるようにしておきましょう。食事に対するアレルギーがある場合は、自分でも判断して避けるようにしましょう。機内食についても特別食をご希望される場合は、WISHまで速やかにお知らせください。(ジェットスター: 搭乗時の健康状態に関する規定)
Q.海外旅行損害険はどのようなものに加入したら良いですか?
A: WISHよりAIG保険が紹介されます。治療費、盗難紛失、器物破損、損害賠償、緊急歯科治療なども含まれていることに加え、日本語サービスや現地で支払いが生じないキャッシュレスサービスもご利用いただけます。さくらクリニックでもキャッシュレス対応しているため安心です(*一部利用できないクリニックもございます)。保険会社発行の保険証書と冊子は参加者本人が現地にお持ちいただき、保険証書の控えはご家庭で保管をお願いいたします。
Q. 親元を長期離れるのは初めてなのですが、大丈夫でしょうか?
A: PLSグループの過去の参加者の多くも初めてですし、Imagineの他の参加者も同じです。中には毎年のようにプログラムに参加しているベテランもいますが、参加者の多くは親元を長期間離れるのは初めてで、初海外の参加者もいます。そのため、多くの参加者が同じような気持ちで参加していますので、困った時などは友だちに相談してみると良いでしょう。
ホームシックは年齢に関係なく殆どの子がかかると考えてください。本人や保護者様が「自分は・うちの子は、大丈夫」と思っていた子がかかってしまうことも多く、ホームシックになることが「恥ずかしい」と思ってしまい、余計に抜け出せなくなってしまう子もいます。夜になると同じような思いをしている子は多いはずですので、思い切って友達と気持ちを共有するのも良いでしょう。しかし、日本にいる保護者様と直接連絡を取ることは逆効果になることが殆どです。ホームシックにかかる場合、日中は元気に楽しく過ごし、夜だけ寂しくなることが殆どなのですが、その時の気持ちで「寂しい」とひと言だけLINEなどでメッセージを送ったり、泣いて電話をしてしまうと、保護者様はどうしても日中の様子も分からず、1日中辛い思いをしているのではないかと心配が募ります。そして、電話口で心配する保護者様の声を聴いたりすると、余計に子どもも寂しくなってしまい、お互いに辛くなってしまいますし、あまりお話しをしたりすると日中楽しく過ごせていた時間にも優しい声を思い出したりして楽しめなくなってしまうこともあります。これはPLSの今までの経験からだけでなく、他の団体の引率者も同じように考えられています。英語の環境に身を置くことだけでなく、家族と離れて生活できたということが、参加者の自信につながっています。過去の参加者の様子を見ていても、1週目は寂しくて「帰りたい」「もう嫌だ」と思っていた子も、2週目になると「帰りたくない」に変わっていますので、どうぞ安心して見守ってください。
Q. 気候はどうですか?
A: オーストラリアは日本と季節が逆のため、日本の夏は現地の冬になります。ゴールドコーストは年間の晴天日は300日もあり、世界でも最も気候のいい都市のひとつです。7~8月の平均の最低/最高気温は12℃~21℃で日本の春・秋くらいの気候となり、上着は必要ですが、ダウンジャケットのような厚手のものは不要です。日中はポカポカ陽気で上着がいらない時もありますが、朝晩は寒いので温度調節のしやすい洋服をお持ちください。また、日差しは強く、紫外線量は日本の数倍とも言われていますので、日焼け止めは必ず持参しましょう。