前回の記事の続きを書かせていただきます。
今回のサマープログラムで見つけた日本の素晴らしさ、面白さ(??)
その②:
シニアカウンセラー(生活班リーダーのカウンセラーのリーダー)と話をしていると
「日本からの学生に、とにかく "I'm sorry." って言われるから、『"Sorry." なんて言う必要ないよ!』ってよく言うのよ!
例えば、道ですれ違う時に、同じ方向によけちゃって、うまくすれ違うことができない時なんかに
必死に(手を合わて、お辞儀をしながら) "Oh, sorry, sorry!!" って
私なんて "Oops!" くらいなのに。
その子だけじゃなくて、私も同じ方向に動いちゃったわけだから、お互い様でしょ。
私もそれくらい謝らなくちゃダメかしらねぇ?
他にも、何か話しをしている時に、理解できなかった時とかも "Sorry, sorry!" って
悪いことなんかちっともないのに。
『私がそんなに怖いのかしら?』って思ったけど
他の人にも言ってるから、自分が怖がられてるわけじゃないって気づいて。
怖くないよねぇ、私?」
と聞かれてしまいましたので、「怖くない、怖くない!」伝えておきました。
と言うわけで「日本の素晴らしさ、面白さ その②」は
"Sorry!" を連発する!です。
素晴らしいというか、面白いというか、微妙ではありますが。
「面白さ」ということで、ご理解ください。
「あちらでは "Thank you for ~." や "Excuse me." で言われる場面で、日本人はよく "I'm sorry!" を使う」ということを、サマープログラムのオリエンテーションで参加者には事前にお伝えしていましたが、
私自身も "Sorry." を使いがちなので、ついつい使ってしまう気持ちよく分かります。
私も声が小さいとか、英語が間違ってて意味が分からない時などに "Sorry?!" と聞き返されることはよくありますが、日本語だと「えっ?何ですか?」という程度かなぁと思いますが、子どもたちの両手を合わせての必死な "Sorry, sorry!!" は、まさに「申し訳ございません!お代官様ぁ!(古い?)」という印象なんでしょうね。
こちらとしては「申し訳ない!」という思いでも、相手には「怖がられている・・・」という印象を与えてしまうこともあるんですね。
「英語を聞き取れなかったり、間違えても、それは悪いことなんかじゃない。
英語を勉強しに来ているんだから、分からなかったら習えば良い。」
とは、英語の授業をして下さった先生も言っていました。
分かっちゃいるけど・・・ですよね。
これから海外に出ようと思っている方は是非、 "Sorry!" の使うタイミングや声のトーンなどに注意してみると面白いかもしれません。
因みに、私はよく人の前を横切るときなどに ”Excuse...” とだけ言ってしまいます。
私にとっては当たり前だったんですが、昨年カナダで一緒に引率をしていたKiyomiさんに
「フィリピンの人って、そうですよね。
"Excuse me." とか言わずに、 "Excuse." だけしか言わないですよね。」と
指摘されて、それがフィリピン流だということに初めて気づかされました。
そこで、今年は自分で "Excuse...." と言った後に はっ!として慌てて "me / us..." と補足していました。
"Sorry."の連発と同様に今年、心に留めていたことでした。
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