My First ABC Adventure

My First ABC Adventure 新登場!

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この度、新しい教材「My First ABC Adventure」が発売されました。
ランククラス前の生徒様(年中後半~小学1年生)向けのアルファベット(大文字)書き方練習用ワークブックです。

Click here for English Information.

教材については、教材ご案内ページをご覧ください。

教材名は、これから始まる子ども達の英語の世界への第一歩!という意味で「My First ABC Adventure」と付けられました。
初めてアルファベットを書く練習をし、その文字が集まって言葉ができている(各ページに、そのページのアルファベットで始まるイラストが描かれています)ということに気付いていくことで、皆さんの英語の世界への冒険がどんどんと繰り広げられていくことを願っています。

年中さんの後半頃からのご利用をお勧めしていますが、この年頃のお子さんは、個人差はもちろんありますが、文字を書くことに興味が出てくる年令ですよね。

既にワークブックを使ってくださった生徒さんが、真剣に書く練習に取り組み、ていねいに書けたアルファベットを「見て、見て!英語書けた!」と笑顔で見せてくれました。これまでフラッシュカードを見たりしながら聞いてきたアルファベットを自分で書けたことで、英語に対する自信につながり、更なる興味につながったのではないかと感じました。

作成前は、アルファベットは平仮名に比べると数も少ないですし、直線の組み合わせも多く、平仮名に比べるとバランスも取りやすい文字も多いので、文字をなぞる練習を数回した後に、自分で書くためのスペースがいくつかあれば良いかな・・・なんて思っていたのですが、

子ども達の練習の様子を見てみると、
 線に触れるように文字を書くのが難しい(線の間に書いてしまう)
 なぞる線を見やすいように太くしたが、太い線の真ん中をなぞってしまうので、4線に触れない文字になってしまう
 なぞる線はあっても、どこから書き始めたら良いか分からない(ページ上部に書き順を書いていても、それを見ながらなぞり書きをするのは難しい)
 なぞる線がないと、4線のどこに書いたら良いか分からない
 文字が大きすぎると線が曲がってしまったり、バランスがとりにくい
と苦労している子がちらほら・・・。

そこで、幼稚園で長年教えてきたGemma先生(今年度から独立してPLS姉妹校のOcean Forest English Schoolを運営されています)とどうしたら良いか相談をして、ドラフトを作り、子ども達に試してもらったり、もちろん浜田山校の先生達にもフィードバックをもらったりして、現在のワークブックが完成しました。

4線に触れるように文字を書くのが難しい理由として、先生達からは、日本では平仮名や漢字を勉強し始める時に、四角いマス目の中にバランスよく書く練習をするので、線に触れるように書くのが難しいのでは?という意見があり「なるほどぉ」でした。確かに十字の書かれたマス目に一文字ずつ文字を書く練習は、英語圏では見られない勉強方法かも知れませんね。

PLSのワークブックでは文字を丁寧に書くことが、大切なことの一つとなっていますが、相手にきちんと伝わるように発音の練習に力を入れていますが、文字も同じように、相手にきちんと伝わるようにコミュニケーションの一環として大切にしています。また、丁寧に書くためには集中して取り組まなくてはいけないので、その分、早く身に付けることもできます。

数年前に、オーマンディ校長から「はじめから雑に適当に書いてたら、後から丁寧に書こうとしてもしても難しいけど、はじめに丁寧に書くことに慣れていれば、年と共に少しずつ雑になっていくとしても丁寧に書こうと思えば、書けるんだ。パソコンとかで打ち込んだ文字も見やすいかも知れないけど、心のこもった手書きのカードの方が嬉しいでしょ?ほらっ。」と丁寧に書いた、そして心のこもった開発教材の直しの指示書を受け取ったのを思い出します・・・。

子ども達もこれから様々な場面で、何度もABCを書いて、心のこもったやり取りを色々な人としていくことになると思いますが、その第一歩を応援できるような教材になれば嬉しいです!

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