旅行

ナミビア旅 2

昨年も書いたナミビア旅の続きを書かせて頂きます!! (今更とは言わずに…聞いて下さい)
今回は言語についてです。

ナミビアの公用語は英語なので、ガイド兼運転までしてくれた方やお店、ホテルの人とは英語で全く問題なくコミュニケーションを取ることができました。
しかし、ナミビアは植民地だった歴史もありドイツ語も分かる人もたくさんいますし、アフリカーンス語に加え、オランダ語やフランス語、それに自分達の部族の言葉を話せる方が多いようで、ガイドさんは8つぐらいの言語を使いこなしていました。

そんな彼とお話をしていて、彼が「信じられない!!」と言ったのは
「日本で使われている言語は3つしかない!」ということです。
人口は日本が約1億2千万に対し、ナミビアは僅か230万人
「僕らの人口の50倍以上なのに、言語が3つ?」
更に「でも2つの言語が使える人は今、数が減っているから、使ってる割合で言ったら1つの言語だよ。」
と伝えると「信じられない!!」を連呼していました。
日本ってやっぱり「特異」な国なんだなぁと思います。

私が以前暮していたフィリピンも共通語として英語があり、フィリピン語があり、更に自分の地域の言語がありといくつもの言語を話せる人がたくさんいて、その耳の良さに驚いたのですが、
私が友達と日本語で話していた会話にガイドの彼が反応したので、「あれ?日本語だったけど分かった?」というと、ずばり意味が通じていたことがあったり、「今、話してたのって○○ってこと?」みたいに聞かれたりすることがありました。
これは、たくさんの言語を話せる人にある何か能力のようなものなのでしょうか?? 
その能力を分けて欲しい!! そんなことを感じた旅でもありました・・・
沢山の言語を話せると、その言語に付随する考えとか感覚というのも得られるような気がするので、楽しいだろうなぁ・・・

他の国からの旅行者はヨーロッパから来ている人が多いようで、色々な言語がホテルのレストランでは聞こえてきました。
それでも列に並んでいる時や、写真を撮ってもらう時などはお互いの共通語として「英語」が勿論活躍していました。

そして、今までそんなに使ったことない、あるいは知らなかった…という英語も飛び出てきました。
tar = tar road(タール道路)の意味で、舗装されていない道路が続き、舗装道路が出てきたときに、「やったー、舗装道路が戻ってきたぁ」という時に使われました。
game meat = 決してゲーム感覚のお肉ではなく、狩猟肉、ジビエみたいなお肉
chop, chop! = これはガイドさんの口癖的な感じで、私的には「アイアイサー」的(古い?)な感じだと思っていたら、辞書的には「早く、早く!!」みたいな意味だそうです。しかし、やっぱり彼の様子を見ていると、特にその後急いでる様子はなかったので、私の中では「アイアイサー」のままにしています・・・

最後にアフリカの動物達の写真をお楽しみください↓↓

ナミビア旅!

昨日テレビ番組の「世界の果てまで行ってQ」でも取り上げられていたナミビアという国を皆さんご存知ですか??
先月、私もこの国に行ってきました!!
(行ってQのクルーは私達が出発する日に帰国していたので、まさに同じ頃に撮られたものです。私はまだ番組見てないのですが、しっかり録画したので見るのが楽しみ!!)

ナミビアってどこだ?という方の為に簡単に・・・
ナミビアはアフリカ大陸に位置しています。
と、ここまでは「うっすら」分かっても具体的にどこか、どこが首都か?ということまでご存知の方は少ないのではないかと思いますが、南アフリカ共和国の左上に位置しています。
私達も、南アのヨハネスブルグを経由してナミビアに入国しました。首都は空港のあるWindhoekです。

「アフリカ」と聞くと途端に「貧しい」国。というイメージがどーーーーーんと来るようで、「何しに行くの?!」という質問を受けることもありましたが、純粋に「観光」してきました。
以前、Twitter上で「アフリカ」と言うと「貧困のイメージ」ばかりが先行してしまい、アフリカにはいろんな国や文化があって、きれいな所もいっぱいなのに、そういうことが見落とされてしまうことが多すぎる!!ということで、Africa is beautiful というハッシュタグをつけて、色んなアフリカの写真を投稿しよう!という呼びかけに、多くの人が様々な写真をしました。私もまさに「アフリカを知らない人」だったので、数多くのきれいな写真に驚いたのを覚えています。
そして、アフリカ行ってみたい!と思っていたところアフリカ関連の仕事をしている友だちに「アフリカ行かない?」と声を掛けられ、アフリカのどこの国に行くかもわからないまま「行く!」と答え、出発となったわけですが、本当に良い旅でした!!

アフリカに対する自分自身の知識の無さを痛感した旅でもありますが、私の旅に対する反応を見ても、自分だけでなく日本におけるアフリカの認識は低いんだろうなぁ・・・と感じました。
私自身、友だちから日程表が送られてきてもろくに見ることもせず、人に「休みにどこ行くの?」と聞かれると「アフリカ」と答えていたのですが、アフリカ大陸はなんと日本の国土の約80倍!! そしてナミビアだけでも日本の2倍の広さがあるにも関わらず、それをひとまとめにしてしまうのは、良くないな・・・と実際に行ってみて反省しました・・・。
島国日本なので、多少条件の違いはありますが、やはり日本に来てくれた人には「アジアの国」ではなく、きちんと「日本」に行ってきて、日本はどんな国だったかということを周りの人には伝えて欲しいなぁと思うので、自分も同じようにしなくてはなぁと思いました。

カナダサマープログラムでは世界中からの参加者が集まりますが、そこで色々な国からの参加者と話をしてみて思うのは、自分は「世界のことを知らないな・・・」ということです。話し相手の国のこともそうですが、話しで他の国のことが話題にあがる時も、他からの参加者、引率者の知識に驚きます。日本の白地図ですら、苦手な私は世界地図でどこにどの国があるか答えるなんてとても無理!!と思ってしまうのですが、少しずつでも他の国のことを勉強しなくては・・・という意識だけは持つようにしています。意識だけは・・・。

時期が夏休みなど一般的に長期休暇の時期ではなかったこともありますが、アジア系の旅行者に会ったのは南アフリカの空港を除けば、わずか1回だけで、他はドイツやフランスなどヨーロッパからの旅行者が殆どでした。植民地支配の歴史の影響もあり、昔から関わりのあるヨーロッパの人達には「リゾート地」としての認識もあるようで、リタイアされた後にのんびり過ごしに来る方が多いそうで、ホテルでは色々な国の言葉が聞こえてきました。

(因みにナミビアが独立したのは、1991年!!生徒の皆さんには「一昔前」かも知れませんが、私にとってはつい最近のことでとても驚きました。ドイツの植民地支配の後、南アフリカ共和国(当時:南アフリカ連邦)の一部として統治され、アパルトヘイト政策も行われていました。その後、ナミビア独立戦争を経て、最後は国連監視下の元で血を流すことなく独立がもたらされたそうです。)

帰国後、北朝鮮がアフリカで外貨稼ぎをしていることがニュースになっていましたが、ナミビアも北朝鮮と友好関係を築いており、多くの支援も受けているそうです。現地で、北朝鮮が建てたという博物館、ホテルなどを沢山目にしたので、余計にニュースをしっかりと見ることができました。

どこかに出かけると、それまで遠くに感じていた国が近くに感じますよね!?!
これからも時間とお金を作って、日本国内も含め色々な所に行って、自分の世界を広げていきたいと思います!!
皆さんもどこかに出かけて新しい発見などあったら教えてください。

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